こんばんは、そうでない人はこんにちは、TATEです。
今回は宝島社文庫から販売されている、筏田かつら『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』を紹介させていただきます。

今作は高校三年生同士の恋愛物語になります。
なぜ高校三年生同士の恋愛なのかと言うと、作者曰く『受験生同士の恋愛物語が読みたいけど見つからない。じゃあ自分で書こう』というわけみたいです。

読みたい物語が無いから自分で書くというのは、趣味が小説執筆の人ならあるあるネタですね。

主人公は普通の受験生なのですが、ヒロインが学校のカーストトップに君臨するような奴で、そんなヒロインと主人公が一緒にいれば噂の一つや二つ上ってくるわけで、些細なことからすれ違いが起きてしまう物語ですね。

今作は上下巻なのですが、上下巻と言われなければ気付かない表題です。
僕は盛大に騙されました。

あらすじ

千葉県南総にある県立高校に通う地味で冴えない男子・飯島靖貴は、勉強合宿の夜に、クラスメイトの北岡恵麻が困っているところを助けた。それから恵麻は、学校外でだけ靖貴に話しかけてくるようになった。しかし靖貴は恵麻に苦手意識を持っていて、彼女かどうして自分に構うのかわからない。地味系眼鏡男子と派手系ギャル。絶対に相容れないはずの二人に起きる、すれ違いラブストーリー。

筏田かつら 君に恋をするなんて、ありえないはずだった 宝島社文庫 裏表紙より

今作は高校三年生の受験生が恋愛する物語になります。

主人公が通う高校には、勉強合宿と謳った楽しい学習旅行みたいなもののようなものがあります。

その合宿の夜、罰ゲームで靖貴が買い出しに行くわけです。その帰り道に恵麻を助けます。
本当なら関わりたくないのですが、そこは男、困っている女性がいるのに声を掛けなかったらクソ野郎のレッテルが貼られてしまいます。

恵麻にかけた一言が運命の出逢いとなったのです。

しかし、スクールカーストの上位と底辺。
彼らの恋路には困難が待ち受けていました。

冒頭

最初は「結構かわいい」と思った。だけどそれからすぐに「イヤな女」だと思い知らされた。そしてその次は――

筏田かつら 君に恋をするなんて、ありえないはずだった 宝島社文庫 p.4より

物語は恵麻との絡みから始まります。
絡みとは言っても運命的な感じではなく、資料集を忘れた恵麻に靖貴が「見ますか?」と声を掛けるのですが、あっけなく断られる悲しい結末が訪れます。

最初は見ていて辛い出会いだったのです。

どんな人にオススメ?

  • 高校生の恋愛物語が読みたい
  • 恋愛物語が好き
  • 受験生の恋愛物語が読みたい
  • ツンデレのヒロインが好き
  • 上下巻で約600ページなので、高校生以上の方
  • ハッピーエンドの物語が読みたい

そんなあなたにオススメです。

ちなみに、本編は上巻が315ページ、下巻が311ページになります。

僕の感想

最初の方は二人仲良くやっているのですが、上巻の後半から雲行きが怪しくなってきて、『うわー、お前なにしとるんや』っていうすれ違いが発生してしまいます。

見ていてハラハラドキドキというか、じれったい感じのする展開です。

下巻のタイトルは『君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業』になります。

ついでに下巻も少し紹介しておきます。

下巻は卒業後も収録されています。

一人暮らしを始めた靖貴の元に恵麻が遊びに行くわけですが――。
まあ、その先は読んでみてのお楽しみです。

最後はハッピーエンドなので、バッドエンドが苦手な人は安心して読むことができます。

というわけで、そろそろ今回の紹介を終わりたいと思います。

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